「いんきん」は、いんきんたむし(陰金田虫)の俗名で正式には、陰部白癬(いんぶはくせん)といい、とくに若い男性に多く見られる病気です。陰のうや内股にでき、からだが温まった時のむずがゆさは相当のものです。
症状としては、股やおしり、陰のうなど湿っていてこすれやすいところに起こりやすい。
いんきんの原因はみず虫と同様に白癬菌が皮膚に寄生して起きます。治療は抗白癬剤の軟膏を塗って治療すれば1週間から10日ほどで治るが、再発しやすい。カビは熱や紫外線に弱いので下着は熱湯消毒し、充分日光に当てるとよい。
また、いんきんの白癬菌は感染力が強く再発しやすいので患部は清潔にするよう心掛けるようにする。
いんきんたむしは、正式には股部白癬(はくせん)と言う。原因菌は、水虫などを起こす白癬菌。繁殖力は非常に強く、保菌者が脱ぎ捨てた下着などからも容易に感染する。 男性だけの病気と思われがちだが、菌が付着すれば、女性でも発症する。
・患部を清潔に保ちましょう
いんきん患部を清潔に保つことは、感染を広げない為にも、二次感染を防ぐ為にもとても大切なことです。 せっけんを使って(患部にしみる場合は、水のみで)、しっかりと入念に洗いましょう。
・手はこまめに洗いましょう