皮膚は内臓の鏡と呼ばれるほど、健康状態を反映させる機能も持ち合わせているようです。 新しい細胞が古い細胞を表面に押し上げるようにして常に新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。
皮膚は3層からなる構造になっていて、 『表皮』『真皮』『皮下組織』の3つの組織から成り立っています。
それぞれの役割と機能は、
『表皮』・・・
いわゆる、角質層と呼ばれるところ、この角質層は固くなったたんぱく質で出来ている細胞。 ブロック状に何層も重なっています。 皮脂腺から分泌される皮脂に覆われることにより、皮膚に潤いと滑らかなツヤを与えてくれます。 外部からの刺激に対しても肌を守ります。
『真皮』・・・
線維芽細胞という聞きなれない細胞から出来ています。 主成分はエラスチンとコラーゲンから出来ていて、皮膚の弾力を保っています。 真皮内では網目上のクッションの役割をはたし、外部の衝撃を和らげてくれます。 コラーゲンについては、美容関連の紹介でよく耳にすると思いますが、 このコラーゲンは、水分を保持して肌を保湿する効果があります。
『皮下組織』・・・
こちろも、体を守るクッションや体温を維持する役目を果たす。(皮下脂肪などを含む) 保温、保護、カロリー保存などに役立つ。