ツメダニが皮膚に寄生して炎症を起こす。
皮膚が赤くなってかさぶたのようなぶ厚い層の下にツメダニが寄生す る。毛の先端にツメダニが付着して白い粉がふいているように見えることもある。
一度寄生したら、しっかりと住み着いてしまうノミ
一度寄生すると、しっかり住み着いてしまうノミやダニは、刺されて痒くて不快になるだけでなく、ノミが血 を吸うときに、ノミの唾液が犬や猫の皮膚に入り、この唾液に含まれる「パプテン」というたんぱく質に対して アレルギー反応が起こる「ノミアレルギー性皮膚炎」という皮膚炎にかかってしまうこともあります。
また、あまりにも、たくさんのノミに血を吸われると、貧血になり、体が衰弱した上に激しい痒みに襲われて 集中力を失い精神状態が不安定になったりもします。
さらに、犬や猫にノミが寄生すると、多くの場合、ノミが中間媒介となって感染する犬条虫病にもかかってし まいます。
人間にも感染するので注意が必要!
皮膚病にかかっている犬や猫は かわいそうでも接触を避けること 愛犬や愛猫が皮膚病にかかっている場合は、抱っこしたり一緒に寝たりしないこと。
ちょっとかわいそうです が、完治するまではなるべく接触をさけるようにしましょう。赤い発疹や激しいかゆみが出たら、ノミやダニが 感染した可能性があるので、早めに皮膚科で治療してもらってください。
脂漏症はアレルギーやホルモンの分泌量の異常、寄生虫の感染など、ほかの病気が原因になることも少なくなく、発疹や脱毛などの症状がみられることもあります。